
今までやってきたことを振り返ると、これの繰り返しだね。良い音を聞き分ける耳を育てるのが目的だから、3つの課題のうち一つだけを徹底的に改善するというのは難しいのだと思うし、技術に溺れるのは道を外れる事の様に思う。徐々に、このサイクルを繰り返しながら、音全体をグレードアップしていくのがオーディオ道なのでしょう。このチャートに従うと、次はD/Aコンバーターの改善だね。
スピーカーを巨大化して判ったのは、”大きいことは良いことだ!" だね。
VRS800はとにかく余裕度がすごい。音質が良いの悪いの言う前に迫力がまず違う。近くで聞いても離れて(隣の部屋で)聞いてもうるさくない。とにかく音の通りが良い。知らず知らずのうちにボリュームが上がっていてビックリする事がある。この余裕度は大きいスピーカーならではだと思う。我が家のリスニングルームは小さくてあちこちボンつくからお世辞にも良いオーディオルームではないが、それでも大きなスピーカーはそんなこと関係なく良い音を出してくれる。部屋を完全にコントロールしている感じだ。小さい部屋には大きなスピーカーは合わないなんていうのは迷信だというのが良く判った。
アンプだって結局は電源が大きい物の方が小さい物より良い。小さな電源のアンプで良い音を聞いたことは無い。恐らくグランドが簡単に振られてしまうからでしょう。大きな電源トランスやデカいコンデンサーは安定したグランドを育むのでしょう。
こういう考え方は技術ではなく哲学の部類だよね。それを実践するのがオーディオ道だと思う。
その点で考えると、次にD/Aコンバーターでやるべきことは、グランドの安定化つまり電源の巨大化だ。 巨大な電源トランス、巨大で多数のコンデンサーによるコンデンサアレー、左右の電源のDual化など、徹底的に過剰なくらいやってみたい。
まずはD/A用巨大電源の置き場所を作ることかな。

- 2011/12/26(月) 23:15:09|
- システム解説
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DAS-703懐かしいですねー。あれも重かったっけ? でっかいトランスを仕入れて強力な電源を作ろうと思っています。
- 2011/12/28(水) 20:06:27 |
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- cocoパパ #-
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大きくて重いDACということでしたら、DAS-703ESなんてどうでしょうか?
手元に使っていないものがあるのでお貸しできますよー。
- 2011/12/28(水) 09:26:40 |
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- kei #N/7Pc.D2
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