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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

M-509を生かすオペアンプの組み合わせ

M-509のダイナミックで高分解な音は他のアンプでは得がたいものだと思う。私はそのつぼにすっかりハマってしまった。

だがどちらかというとクールな感じのアンプなので、クールな音のオペアンプを組み合わせると寒々しい音になってしまう。SRP-P500などのプロ用アンプはどちらかというと中音の張り出しの良い熱い感じの音が多いので、好対照だ。私は今までそういったプロ用の機器を多く使っていたので、オペアンプにはOPA2604などの暖かめでおだやかな分解能の高い音が好みだった。だがM-509が来てからそこがガラッと変わってしまった。

M-509にはオペアンプはなるべく中音の張り出しの良い暖かみのある音の物を組み合わせないと寒々してしまう。

D/A変換回路内M-509内部音の特徴
I/V変換バッファ回路
LME49860LT1037  LME49860暖かみもまずまずあり、ダイナミックさときれいさを兼ね備える。
今のところ最良。
OPA2604LT1037LME49860ホールトーンがきれいでダイナミックさも有るが、
少し中音が引っ込んだ感じ。
OPA2604OPA2604LME49860全体に柔らかい感じで、ダイナミックさにかける。
OPA2604OPA2604LT1037ダイナミックさは凄いが、クールすぎる。
   

LME49990をI/V変換やバッファ回路に試してみたい。


  1. 2011/11/01(火) 23:46:48|
  2. アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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