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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

ヘッドホンの接続について

ヘッドホン接続

M-509のオペアンプの改造をしてからヘッドホンの音も素晴らしく良くなった。だが、M-509のヘッドホン端子にヘッドホンを挿して聞くとあまり良い音ではない。スピーカー端子に繋いだ方がはるかに音が良い。そもそも色々な機器に付いているヘッドホンジャックにヘッドホンを挿して聞いても良い音が聞けたことがまずない。

私はヘッドホンはパワーアンプのスピーカー端子に左図の方法で繋いで聞いている。左図ようにした方が良いと、ずっと前にどこかの記事で読んだような気がする。実際やってみると確かに左図の方が音が良い。分圧比もいくつか試したが1/4が良いように思う。M-509はスピーカー端子が2系統あるから1系統をヘッドホンに繋げている。便利だ。

おそらくいろいろな機器に付属のヘッドホン端子は右図のようになっているのではないかな?

左図が良い理由は下記か?

(1)分圧無しではアンプのノイズはでかいしリニアな部分が使えない。出力電圧を1/4に落として使うべき
(2)アンプ(回路)は定格負荷の電流を流して使った方が音(特性)が良い
(3)数十オームの抵抗を介して駆動するよりは、数オームの抵抗を介して駆動する方がよい
(4)逆起電力の吸収が左図の方がよい

もしかしたらトータル負荷を4オームにした方がもっと良いのかもしれないが、まだ試していない。Daleの非誘導巻線抵抗とかが良いのかもね。この状態でもアンプのピークメーターで1Wに行くことは無い。2W程度の抵抗で十分だ。音楽を聴く限り熱くなることはない。

理想的にはヘッドホン専用にゲインを落としてノイズを下げたアンプが作れれば、ヘッドホンに直結できて良いのでしょうが、巨大な電源を持ったヘッドホン専用アンプを作るのは大変だしね。音の良いパワーアンプをこの方法で使った方がトータルで音が良いのではないでしょうか?


  1. 2011/10/30(日) 23:31:33|
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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