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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

M509のスピーカー端子

509SPK2

509SPK

509端子

M509の電源端子をインレットにして、ヘッドホンアンプで使っているけど、本当に素晴らしい深いホールトーンやきれいなアタック音を再生してくれる。私はホールトーンの長さは良いアンプを聞き分けるときの一つの目安だと思っている。なぜなら、良くないアンプがホールトーンを消してしまうことは出来ても長いホールトーンを付け足すことは出来ないはずだから。長ければ長いほど原音に近く、動的S/N比が良いことの証拠だと思う。M509の回路は類まれな良い設計なのだと思う。

一方で、
M509のスピーカー端子だけれど、見れば見るほど悲しくなる。安物のミニコンポでももう少し良い部品を使っているのではないだろうか?当時35万円のアンプの端子とは思えない。その割には、トランスやコンデンサーやトランジスタ周りなどは凄くよい感じのものが使われているし、メーターなど見栄えの部分には凄いお金がかけてある。ちょっとバランスが悪すぎる気がするねー。。。回路には詳しいけどオーディオ的には余り気を使わない人の設計なのかなー?それともコストで妥協したのかなー?RCA端子も悲しくなるような部品なので、今良い物を手配中。

もう一つ気になったのが内部のACラインの線の細さ。信じられないくらい細かった。ラッピング用の線ではないかと思うくらい細い単線だ。左右で分けて配線しているようだけど、信じられない感じの細さだった。でも特殊な柔らかい絶縁体が使ってあったから、何か深いわけがあるのかもしれない。(そう信じたい。。。)

何か深いわけがあってこうなっているのかなー??? 色々改造すればもっとよく出来そうな気がしている。
いじりがいのあるアンプのようだ。しばらくは楽しめそう。

  1. 2011/10/09(日) 22:27:26|
  2. アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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