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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

ONKYO M-509の改良

M-509は素質の良いアンプだと思うのだけど、聞けば聞くほどクールすぎる感じが気になってきた。スピーカーもちょっと鳴らしてみたが、同じような印象だった。このままではちょっと使う気になれない。そこで、改良することに決めた。何をするべきか迷ったが、とりあえず電源コードと電源プラグからやってみることにした。まあ、それだけで改善できるか自信なかったけど。ケーブルをベルデンの19364に変えて、プラグを色々試してみた。

plugx3

右から、

  Marinco:   真鍮無垢の非メッキ端子
  Hubbel:    1ピンは真鍮無垢、他ピンは銀色のメッキの端子
  Panasonic:  銀色のメッキ(ニッケルクローム?)の端子

一般的には、音は右から左に抑え気味な音から明るい音になっていく。

まずマリンコでやってみたが、オリジナルの音とほぼ同じ抑え気味な音。
次にHubbelにしてみると、だいぶ明るい音になった。もう少し。
最後にPanasonicにしてみたら、凄く良い感じの明るい音になった。

きれいなホールトーンやクリアな音はそのままに、オリジナルでは少し抑え気味だった音調が明るい音調に変わった。もう一息明るい感じでも良いが、この状態なら十分楽しめる。

これでヘッドホンアンプとしてはNo.1になった。(LM3886アンプが追い越されてしまった。。。)

普通のアンプでは非メッキの抑え気味な音の方が良くなる場合が多いんだけど、M-509は逆なんだね。
M-509をお持ちでもう少し明るい音調にしたい方にはお勧めの改造です。簡単で効果が高い。

明日ゆっくりスピーカーを鳴らしてみよう。




  1. 2011/10/08(土) 00:18:30|
  2. アンプ
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cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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