


LM3886のヘッドホンアンプが出来て随分ヘッドホンの音のクオリティーが上がったが、思い込みがあるといけないので、気を落ち着けて他のアンプと聞き比べてみた。
KRELL KSA-80B(写真上)
SONY SRP-P500(写真中)
中国製 LM3886改良アンプ(写真下)
これに、今は亡き(オークションで売ってしまった)SANSUI B-2301Lを加えた4機種が今まで聞いたアンプの中ではダントツ良い音のヘッドホンアンプだったが、それらを聞き比べてみた。
結果はLM3886アンプがダントツ良かった。音がきれいで、フォーカスが良く、空間表現も良く、帯域バランスも良い。一度良い物を聞いてしまうともう後戻りは出来ない。。。スリガラスが一枚有るか無いかの差のように感じる。クラシックの弦の音が色っぽく感じる。
ただしこの評価はヘッドホンを鳴らした場合のことで、スピーカーを鳴らすと話はまったく別。KSA-80BやSRP-P500はスピーカー駆動力はダントツ良い。JBLのホーンドライバーや38cmウーファー:2205Bをきちんと鳴らせるアンプはめったに無い。
また、この小さな中国製LM3886改良アンプでも、電源ケーブルは良い物で聞くほうがよりしっとりした音が出る。安物の細い電源コードだと少し荒い音になる。不思議だ。。。Beldenの極太ケーブルがしっとりして良い音だ。
また、KSA-80Bは特に電源ケーブルによる差が激しく、安物の電源ケーブルだとかすれたような超安物の音になることがわかった。A級で常時400Wも食っている化け物アンプなので、安い電源ケーブルだとだめなのかねー。。。テーブルタップ用では評価の高かった単芯のケーブルよりBeldenの極太ケーブルの方が良いこともわかった。不思議だ。
いままでテーブルタップの電源ケーブルは色々試してみたけど、機器の電源ケーブルはあまり試していない。これも色々やってみないといけないことがわかった。。。オークションで仕入れるかなー。。。
- 2011/08/21(日) 22:56:45|
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