

今のシステム図はこうなっている。工夫した点を上げると、
(1)電源は色々やった結果、アナログ回路は壁コンセントから良質な電源タップで取り、
デジタル回路は200Vから降圧し絶縁した。
(2)D/Aは最終段を非NFBバッファーとし、小さなスピーカーなら駆動できるくらい
ドライブ能力を上げた上でライントランスを駆動している。
(3)チャンデバはAshly。なかなか良いと思われる。クロスは350Hzと3.5KHz。
38cmウーハーを使うなら低域のクロスは400Hz未満にしたい。高域のクロスは
女性ボーカルに影響を与えないように3.5KHz程度が良いようだ。
(4)パワーアンプは一番影響のある中域に良質なSRP-P500を使い、空気感を出す。
FOSTEX600はスピーカーを駆動すると透明感が素晴らしい。SA-80Bは
低域もバランス良くこなしてくれる。色々試したが、この組み合わせが一番バランスが良い。
(5)低域スピーカーはJBL2205B。中域、高域スピーカーははPioneerの
S-UK3を4パラで使用。
これでかなり良い音でなっている。ピアノや弦の音など素晴らしい。が、若干不満なのはパリパリ音が弱いなーと言うところ。サックスやトランペット、ボーカルなどが少しやわらかすぎるのが残念。恐らく中域のコーンスピーカーの個性でしょう。。。
ホーンスピーカーのパリパリ音が懐かしい。だがホーンは色々難しい点もあるから考え物だねー。
今のスピーカーシステムの基本の考え方は、フルレンジ+低域+高域の考え方。その路線で改善するなら、中域のコーンスピーカーをもう少しメリハリのある物に変えてみようかと思っている。
もしホーンのシステムで改善するなら、38cmのウーハーを使う場合は、中域は2インチのドライバー+大型のホーンが必須だ。それか、4WAYにしてミッドバスにコーン型のスピーカーを使うかどちらかでしょう。なんとなくJBLのシステムに近くなっていく。時代の流れを追っていく感じだ。これも試してみたいが時代遅れ感も否めない。お金も多額に必要だ。
私としては、コストメリットもある前者のフルレンジ+アルファを改善していく方向で考えよう。とにかくもう少しパリパリ音が出したい。。。
- 2011/05/28(土) 01:16:36|
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