佐山雅弘さんのVintageを手に入れたおかげですごいことが判った。
いままでどっちが良いか判断が付かなかったI2S接続のUDIF7とHiFaceEvoの差が聞き分けられてしまった。
このソースを使って聞き比べると明らかにUDIF7の方がベターであった。このソースは今まで私が聞いたソースの中で音の良さでベスト。音楽的にもハイレベルだと思う。このソースで初めて聞き分けることが出来た。ドラムのアタックとピアノの音のニュアンスの違いがはっきり聞き分けられる。空気感も違う。少し雲がかかった青空とピーカンの青空の違いのような感じ。私は初めてHiRez音源の価値がわかった。
これを聞き分けるのにもうひとつ大事な条件があった。ヘッドホンアンプとしてB?2301Lを使うこと。他のアンプでは難しかった。スルーレート:±300V/μsはダテじゃない感じか。

いろいろな部分が良くなっていって初めて聞き分けられるんだね。

佐山雅弘さんのVintageというアルバム。実にきれいな音だ。
HiRez音源(24Bit96KHz以上)をうたうソースはたくさんあるけれど、実際聞いて良い音だと思うものはめったに無い。下手なHiRez音源より普通のCDの方がよっぽど良い場合が多い。音楽性が低くて聴いていられないものも多い。
e-onkyo-musicでもこれは違う。比較的オンマイクでとれた各楽器の生々しい音と、程よい臨場感と空気感。久しぶりにHiRezソースを購入した。音楽的にも私は好きだ。(好みの問題ですけどね)
特にお勧めは、8曲目の ”イスファハン”ドラムのアタック音とピアノの弦が振動する生々しさ、程よいホールトーンがすてきだ。このレベルの音になるとさすがにCDフォーマットには入らないように思える。
もしかしたらレベルの低いD/Aで聞くと、楽器の生々しさや空気感が再現されずに単なるおとなしい地味なソースに聞こえるかも。踏み絵みたいなソースです。。。
試聴はただだからぜひ聞いてみて。
- 2011/02/26(土) 19:33:27|
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