東京光音電波の600Ω導電プラスチックフェーダー: CPA503 が来た。
売主さんの話では凄く良い物だからメンテして使ってほしいとのこと。古いものなので、最初に抵抗値を測ったら不安定で、分解クリーニングしなくてはならず、ちょっと苦労した。だが内部は確かに良さそうな感じ。無事にクリーニング(摺動部をアルコールで)完了してエージング中。
600Ωだが特に問題無く鳴っている。一言で言うなら濃厚になった感じ。低音もより歯切れ良くずっしり来るし、高音も滑らかな感じで好印象。音場感も増した。やっぱり600Ωが音的にも良さそう。しかもフェーダーはこうやって連結すれば、4連でも8連でも簡単に出来るから、便利な事に気がついた。
さて、RK40と較べると、さわやかさのRK40(10KΩ)に対して、しっとり濃厚なCPA503(600Ω) という感じだ。どっちも捨てがたいが、低音の力強さでCPA503を選ぶ感じかな。RK40の600Ω版があれば多分ベストだろうが、無いものは無い。。。
形態的にもこれが『フェーダー付きケーブル』実現のための本命だが、もう一つ気になるものがオークションに出ているから、それも入手したいなー。(残念ながら入手できず。)
さて、2日ほどエージングが進んで音が安定してきた。もともと低音は素晴らしかったが、最初少しバラバラな感じが有った中高音のフォーカスもどんどん合ってきて美しい音に変貌中。空間に楽器が綺麗に見えてきた感じ。低音から高音までバランスが良く、色気も有り奥行き方向の立体感も感じる音になってきた。文句無い感じだ。これで決まりだなー。
さてこれを使って『フェーダー付きケーブル』をどういう形態にするか考えないと。電気的にはアンプの近くに置きたいんだけど、すぐに触れる場所に無いと結構不便なんだよね。。。




- 2021/03/13(土) 12:23:42|
- システム解説
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正式なメンテナンスは、アルコールで洗浄した後、接点グリスを塗布します。
その量は塗布したのが目視で確認できないくらいです。
接点グリスを塗布しないとガリが出やすくなります。
抵抗体の表面が荒れている場合は、その表面を銀磨きクロスで軽く磨いた後、行ってください。
このフェーダーの抵抗体はカーボンです。
- 2022/04/28(木) 15:25:00 |
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- 池田 晃一 #-
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うちの使い方はまさにそんな感じです。
Cds を使うと完全に音声系から絶縁fできるので、アルプスの電動ボリュームをマイコンから制御して、Apple Remote で音量調整しています。なかなか快適です。
- 2021/03/18(木) 22:07:53 |
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- kei #-
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負荷となるボリューム本体をアンプの近くに置いて、減衰率を自分の近くから変えられたら最高ですね!(^^)
- 2021/03/14(日) 13:03:59 |
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- Coco パパ #mQop/nM.
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へー、CDS ですか!懐かしいですね。
普通の抵抗とどっちが音が良いかと言う問題か!パラにしても大丈夫なのかなー?
今思っているのは、負荷抵抗をもっとさげたらどうなるのかなー?と言う事です。
- 2021/03/14(日) 12:39:48 |
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- Coco パパ #xw27v.Lk
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お久しぶりです。
以前も書き込んだような気もしますが、我が家ではアッテネーター、Cds がとても良い感じです。
FIDELIX 中川さんの記事はこちら。
http://www.fidelix.jp/technology/volume.html私が自作したときに参考にした記事はこちらです。
http://champ.chips.jp/gazou5/cdsat01.html中川さんがコメントされているとおり、「ツルッとした」音で付帯音などが無いという印象で気に入っています。私は秋月のLCR0202を20個買って選別しました。
- 2021/03/14(日) 11:20:07 |
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- kei #-
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