繋がっている配線はI2S用のもの。左上のコネクタがUSB、左下がSPDIFPhase Tech から UDIF7というD/Dコンバータ基板が、2月中旬にフェーズテックオンラインショップで販売になるそうです。評価基板をお借りできたのでレポートします。
D/Dコンバータ基板で、音が大変良く、機能が豊富です。基本的には、PCにUSBで接続し、SPDIFやI2Sなどの音楽用デジタル信号を出力してくれます。ライバルは、HiFace Evoでしょう。
詳しいことは下記を参照ください。
Phase Tech UDIF7機能面で私が面白いと思ったのは、
(1)基板での販売であること(評価の高いHD-7Aの内部回路を基板で提供)
(2)電池で十分動作可能
(3)I2S信号の入力もできるので、I2SでつないだD/AコンバーターにDIRの信号も切り替えて入力できること
(4)外部クロックの入力も可能
(5)いろいろ組み替えて実験ができる
などです。
音はと言うとこれがすばらしい。特にSPDIF信号の質がすばらしく、I2Sに引けをとらない感じです。我が家のD/Aコンバーター”Havana”が大変身しました。Havanaからこんなにきれいな音が出るとは驚きでした。今時点ではツインモノD/Aコンバーターを上回ってしまったかもしれません。基本に忠実にSPDIF信号を生成し、信号の絶縁がきっちりされているからのようです。ツインモノD/Aコンバーターを作ってからHavanaはもう要らないかなと思っていたのですが、みごと復活です。売りに出さなく良かった。。。
やはりSPDIF信号はものすごく質に差があるもののようです。SPDIFがメインの方にもI2S派の方にもお勧めの品です。
I2S信号は、写真のようにRJ45延長コネクタで20cmほどに延ばして繋ぎましたが何も問題なく動作しました。HiFace Evo より安定に延ばせるようです。
評価の高いD/Aコンバーターなどのオーディオ機器メーカーさんが、自作派のためにこういった製品を提供して下さることはめったにあることではないと思います。大変楽しみな方向性ですね。
今後継続して評価していきます。
- 2011/01/26(水) 23:42:56|
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