DACユニットの改善が一段落して(10年かかったね)、やっとこれからオーディオ的な色々な改善に取り掛かれる。(今まではDACユニットの音質の悪さが気になって、他の事にまともに手が付かなかった感が有った。)
およそ30年以上前にデジタルオーディオの音の悪さに嫌気がさして(当時はジッターという概念さえ知らず、かといってアナログオーディオに戻る気にもなれず、何が何やらわからないまま、、、)、すべての機材を捨ててオーディオ自体をやめてしまってから、やっと納得のデジタル音源を手に入れることが出来た。長かったなー。。。
DACユニットなどのデジタル部の改善は、理論的な側面が多くてオーディオ的には面白くないことで、本来オーディオマニアのする事ではないとおもう。世の中にリーズナブルな値段で買えるまともなDACユニットが無いから、仕方なくずっとやっていた。色々な基板の組み合わせを試してもなかなか納得がいくものにならず、やっと納得のいくレベルになった。ずいぶん時間がかかったなー。。。
ハイレゾだのDSDだの、業界は本当の音質を無視して嘘のマーケッティングでユーザーを誤魔化し続けてきたから、オーディオが趣味として死んでしまったのだとおもう。音質的にはアナログオーディオでも十分良かったし、お金をかけた分きちんと音質が向上したから、趣味としてはアナログオーディオの方が優れていた。30年以上オーディオは音質的にもビジネスとしても全く進化していない(むしろ退化した)と言える。そんな業界他にあるだろうか?
10年かけてわかったのは、
(1)ジッターの無いデジタル音源の音は、音量を上げてもうるささが全くなく、各楽器や空間の立体感が凄い
(2)DACユニットのデジタル回路の改善には、デジタル電源の改善とMCLK(DACチップの基本クロック)の改善が最重要であること
(3)MCLKの改善には外部マスタークロック(ワードクロック)を使ったシステム全体の同期化が必須であること
これを乗り越えて初めてデジタルオーディオは本来のオーディオの世界(オーディオ道)の入り口に立てる。
さて、本来のオーディオ道に戻って、次に何をしたいか?
(1)パワーアンプ(ヘッドホンアンプ)の追及(今はLUXMANのA3000が最高のアンプだ)
(2)電源ケーブルやスピーカーケーブルの追及(AC電源ケーブルで音が変わる事の不思議)
(3)スピーカーの追及(2WAYホーンシステムでどこまでいけるか。今は繋がりがイマイチだと思う。)
(4)Gndの取り方がどう影響するのか?
など。。。

- 2020/12/20(日) 11:10:42|
- システム解説
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