良かった! いろいろやったら復活した。
リチウム電池の交換とIF375基板の電源コネクタを抜き差ししたら直った!

立ち上がらなくなる前にタイムコードのエラーが出ていたので、おそらくタイマー系の不良も有るなと目星をつけ、日時を保持しているRTCのバッテリーを疑った。CPU基板にリチウム電池が乗っていて簡単に交換出来た。電源を再投入するとBIOSの設定モードになって、日時が設定できる。PCに慣れた人なら簡単。
さらに電源投入時にパネルにあるLEDが全部点灯するような状態だったから、リセットが上手くかかっていないと思われた。3.3Vの電源の電圧も測ったが、3.33Vだったから特に異常なし。OSも立ち上がっているので、CPU基板の問題ではなさそうだった。ブロック図を見るとIF375基板がフロントパネルの回路を制御しているので、そこが怪しいとにらんで、電源コネクタをグリグリやったら見事に復活。
良かったー!うれしい! 巨大な粗大ごみを購入してしまったかと思ってひやひやしていた。
このセットはケースがすごく大きい(120cmx70cm)から、電源ケーブルも長いし、その割には電線はあまり太くない。電源トラブルは多そうなセットだね。逆に良く安定して動いているなと感心してしまう。
DSPの乗ったMIX基板(信号の流れを全て制御)がリアのスロットのMBに直結していて、その脇にCPU基板があり、少し離れてパネルやIOの制御をするIF基板がパネルの方に付いている。電源も離れて設置されている。なかなか優れた配置だと思う。パネルもドンと開けられてメンテもしやすい。(スイッチ類のノブがフロントパネルの穴にぴったり入るのもすごいと思う。こんなに大きなケースがゆがまないのが驚きだ。)
後ろのコネクタ類やスロットも上に持ち上げられるようだ。(今晩試しにやってみよう)
良いデザインだと思う。いろんな意味で力作だなー。。。
ソニーがこの手の業務用機器から撤退してしまったのが残念だ。ソニーは短気だからなー。。。別の会社なら十分やれたのではないかな。。。(YAMAHAは頑張ってるもんね。YAMAHAに事業壌渡してしまえばよかったのに、ソニーはそういう事もしないしね。)


- 2018/12/25(火) 10:34:28|
- DMX(デジタルミキサー)
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