どうしても腑に落ちない事がある。
ワードクロックによる音質改善のやりかたが間違っている様な気がしてるんだよね。
ワードクロックで音質改善がされること自体は正しいと思うけれど、今のシステムで本当にきれいなワードクロックが生成出来ているんかいな?
SWD-CL10のワードクロック波形は下記のよう(これはx256のクロックだけど)で、デジタル波形としてはまあまあ綺麗だと思う。

しかし、いま視聴を繰り返しているOCXOのPhase Noiseのレベルは下記の様な数字である。

この数字って、とてつもなく低い値を示していて、それに比べたら上の写真の波形の汚さ(ノイズのレベル)はケタ違いだと思う。プリント基板でデジタル回路を作ればノイズが乗るのは当たり前で、目に見えるくらいのノイズだからマイナス数十デシベルのオーダーでしょう。
要するに、OCXOのPhaseNoiseと比べたら100dBくらい差が有るにも関わらず、その小さい方の差を聞き分けられるなんて信じられない。マイナス数十デシのノイズが乗った時のジッターってすごく大きいと思う。一体どうゆう事なんでしょうね??(PhaseNoiseとそのまま比較するのは乱暴ではあるけれど、大まかな話と微細な話がごっちゃになっているという意味で)
ワードクロックのエッジのタイミングでは、ジッターに影響するようなノイズは出ていないってこと?本当かいな。。。
何が言いたいかというと、10MHzからワードクロック(44.1KHz)を作るワードクロックジェネレーター(SWD-CL10)をもっと低ノイズなデジタル回路にしないと、単にOCXO毎に音の差が有ることを聞き分けているだけで、本質的な意味が無いような気がするってこと。。。
- 2016/05/24(火) 13:50:29|
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波形は見たんですけど、高調波だらけで何が何だかわからない感じでした。。。
- 2016/05/25(水) 09:52:15 |
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- Cocoぱぱ #-
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せっかくなので、生成されたワードクロック(44.1kHzでしょうか?)をスペアナで観測してみたらどうでしょうか?矩形波なので、なんですが。
- 2016/05/24(火) 22:40:37 |
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- kei #N/7Pc.D2
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