ほぼ1日経って音を聞いてみたが、音は変わらず。
刺激のない音で綺麗な音だとは思うが、なんだか少しボケた感じ。
以前よりは良いかなーとは思うが、このままでは以前のDIR(DAI)を凌駕するほどではない。
以前と比べれば
ワードクロックを使ってSPDIFをクリーニングしてる
Esoteric D-30 を間に入れてSPDIFをクリーニングしている
AK4137を使っている
ので、特にAK4137を入れたから良くなったという感じはしない。
さらに、このDIRをDA3000に直結して聞いてみたが、あまり良い感じではなかった。さらに音の荒さが出る感じ。
という事から考えると、残念だがAK4137がジッター除去能力が高いとは思えなくなってきた。。。
(私が勝手にジッター除去能力が有るって思っただけで、どこにもそうは書いてないですね。。。)
そうこうしてるうちにkeiさんから下記の情報が。。。
サンプリングレートコンバーター(SRC)を使ったアップサンプリングよく考えてみると、すべての情報はこのブロック図にあった。。。

SRCは入力されるI2S信号とSRCCKを使って音楽信号をサンプリングしなおす。
てーことは、入力されるI2S信号にジッターが有ると、ジッターが有るままコンバートしてジッターのあるI2S信号を作り直してしまうことになる。もともとのI2S信号で伝わるデータ自体には正しく再生すればジッターはない(時間の概念がない)のだが、SRCを一度通すとその後正しく再生してもジッターが乗った音を表現するI2S信号になってしまう。。。ということか。
SRCの方式次第ではそういう事が起きない場合もあるかもしれない(あくまでデータを数字として演算して変換するだけなら)。
SRCの方式次第では、SRCCKのクロックの精度が高くても、
この図で言うと、AK4113でジッター量が決まるってことで、以前の私の回路と違うのはDIRのチップが変わったって事だ。。。
ジッターに関しては、今までとあまり変わっていないってことですね。。。
(だからSPDIF信号をD-30でクリーニングすれば音が良くなる)
あれこれ考えて良く分かったのは、要するにDACの最終段以外で時間軸をいじるような変換をすると、それまで無かったジッターがデータ自体に記録されてしまうこともあるってことだな。。。
ビットパーフェクトは私はそれほど重要だとは思っていないけれど、
時間パーフェクトが重要ってことだ。
ワードクロックの使い方も含めて勉強になりました。
- 2016/01/04(月) 16:21:01|
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SRCは各社の鰻のタレ的秘伝がノウハウとして使われているらしいというのをなんとなく理解し、これはテストベッドとして使うのは無理だ!と思った次第です。
ビットパーフェクトに関してはこだわりはありません。
実際、今のシステムはPC(と言ってもAMD Geode を使った消費電力の小さなシングルボードコンピュータAPU1.d ですが)側で44.1→176.4にアップサンプリングしてからUSBに送り出していますので。元音源とのデータストリームのビットパーフェクトはこだわりはないのです。おっしゃるとおり、「時間軸」に関してです。
- 2016/01/04(月) 16:48:32 |
- URL |
- kei #N/7Pc.D2
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