驚きの実験結果。
” 再生音が良くなる様に記録されたデジタルデータと、再生音が悪くなる様に記録されたデジタルデータがある。 ”
が実験で確認できてしまった。


今回の実験は、NP-S2000とNASの間にデジタルデータクリーナー(3段ハブ:音が良い)を入れて曲を聞いている状態で、LANケーブルを入れ替えてハブを一段(音が悪い)に変える。音はどうなるか? (音が途切れることは無い)
結果は驚いたことに、25秒間音は変わらずに鳴り続け、25秒経ってから音が悪くなった。
(NP-S2000は内部に25秒分のメモリーがあるので、LANケーブルを抜いても25秒は鳴り続ける)
逆に1段から3段にLANケーブルを入れ替えると、やはり25秒経ってから音が良くなった。
これはつまり、NP-S2000の内部メモリーに記録されているデジタルデータ自身が、音が良い場合と音が悪い場合があるって事を表している。(外部のケーブルや機器は一切変わっていないのに音が途中で変わる。。。)
試聴に使う曲はクラシックの方が差がわかりやすいかもしれない。音が連続的で曲調があまり変化しないから、ホールの空気感、ピアノの艶っぽさ、各楽器の立体感が、瞬間的に空気が漏れるかのように『プシュー』という感じで悪化するのが聞きとれるから。

これって驚きだよね。デジタル回路の設計に携わってきた者としては信じられない、、、が信じるしかなくなってしまった。(かないまるさんがおっしゃるとうりだけど)
この実験を思いついたきっかけは、
『NP-S2000は内部バッファーが大きいので、LANケーブルを抜いても約25秒ほど音が鳴り続ける。もし、ネットオーディオの音が悪くなる原因がLANケーブルを通じてNASやHUBが繋がっていることによるノイズが原因なら、LANケーブルを抜いた瞬間に音が良くなるはずだ。だが実際やってみるとそういうことは無く、音は変わらずに25秒間鳴り続ける。にもかかわらずNASを交換したりケーブルを変えたりハブを変えたりすると明らかに音が変わる。』
これはどうしてなのか不思議に思っていた。
- 2015/04/13(月) 23:06:58|
- ネットオーディオ
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ジンバランさん
こんばんは。確認できたとの事で、ありがとうございます。
不思議ですねー。そんなこと絶対に無いと思っていたのですが、あるんですね。驚きです。これからゆっくりその原理を考えて行きたいです。
- 2015/04/14(火) 23:19:52 |
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- Cocoぱぱ #-
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HUBのカスコード接続による改善効果、こちらもFX-08Miniとオーディオ用が売りのBSL-WS-G2108M/A(BUFFALO)の二重連で確認しています。これCDリッピングものですらでアナログとの垣根は完全氷解な印象です。
NAS経由でプレーヤーはAPU.4D(lightMPD)の環境ですが、LANケーブルを抜いてもCD_FLACで50秒ほど、バッファーに溜まってる分が出て来ます。ですからその間に抜き差しし、比較が可能。おっしゃるように「音が良い場合と音が悪い場合があるって事を表している」の不思議を実感です。
Bug head technologyの横田宏幸氏がその謎を逆手に取りプレーヤー開発に活かされていることと符牒するのでは…と。トランス出力だ、いや電流伝送だ…など内向きにDACシャーシ内に視点が膠着していましたが、いよいよ「Pure Digital Audio」の新たな可能性の足掛かり見えてきたような…。
曰く:(昨暮12/30配信/Rewrite data 1.0 Release)
オーディオの新しい高音質テクニックです。HDDやSSDのビット保持状態を改善させることにより、どんなサウンドプレイヤーでも低ジッター再生ができるようになります。一回処置すれば良いのか、複数回にわたり重ねて処置すれば良いのか、定期的に処置すれば良いのか、結果から行動しませんと!本当に低ジッターになることによって、嘘みたいな高音質再生を実現します。今夜、このリライトデータを使って音質の改善を試みて、驚くような改善を期待して構いません。本当にそれを言えるだけの結果があります。次に、Infinity bladeやBug head Emperor で再生してみれば分かるように、超低ジッターの高音質サウンドプレイヤーの世界を体験してみて下さい。PCオーディオの高音質技術は、大幅に向上していると感じるでしょう。
- 2015/04/14(火) 08:47:30 |
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- ジンバラン #rVX5KUwU
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