一般的にデジタル記録であるにもかかわらず、音質が変化する理由は下記のように語られているようだ。
かないまるさんの解説私は100%これに同意するわけではないけれど、現象としてこういうことが起きているのだろうと考えざるを得ない気がする。 (実験結果からは、こういうことが起きていると考えるしかないような気がする)
私が100%賛同しかねるのは、デジタルコピーしたときに読み出し波形にバタつきがあったとしても、それを次段にコピーして伝えるというのはどうやれば出来るのか想像が付かない。だってデジタルコピーだもんね。波形を伝えているわけではないし。。。
絵にするとこういうことだよね。(実際の波形は変調とか入っているのでちょっと違うけど、基本原理で)

デジタルコピーしてこのような波形の汚れがコピーされるとは信じがたい。ましてや一回目のデータ書き込み時には綺麗だが何度かコピーすると汚くなるとか言うことは信じがたい。
だが、原因を説明できないにしてもそういう仮説で考えるしかないかと思う。
この点で、もう一つ思い当たることがある。それはNASとプレーヤーを直結で聞いたときの音だ。
NP-S2000はルーターとハブが無いとNASだけでは最初は動作しないんだけど、一度立ち上がってしまえば、NAS直結でもしばらくは動作する。(IPが確定すればよいんでしょう)そのときの音を聞いたんだけど、あまり良い音だという感じはしなかった。
むしろハブが有る時の方が音が良いような気がした。(そのときは気のせいだと思ったが)
だがもしその感覚が正しいとするなら、実はハブはNASがデータを送出するときの波形の汚さを除去するフィルターになっているのではないかと思う。だって、ハブは送られてきたデータをバッファメモリーに入れて再度読み出しているから、もし質の良いハブなら波形の汚れを取り去ってくれる可能性だってあると思う。
そうだとするなら実は質の良いハブを多段繋ぐと音が良くなるのではないか?こんな妄想が沸いてきてしまった。実験してみたいな。
ネットオーディオが音が良い理由は、実はデジタルデータの波形の汚れをネットワーク回路が取り去ってくれているのではないか?(別の言い方をするなら、ネットオーディオではノイズ源になるドライブが離れているし、波形の汚れ除去回路(質の良いハブやケーブル)を簡単に入れる事が出来るから音が良いということなのではないか?)
ネットオーディオでは今までのオーディオの常識(余計なものはなるべく省く方が良い)と異なり、良いフィルターをきちんと入れれば音が良くなるということなのかもしれない。
- 2015/04/07(火) 22:53:47|
- ネットオーディオ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0