最近、いろいろかなり画期的な改善があったので、整理しておく。
(1) 全段分離絶縁3電源(3電源トランス)方式真空管アンプいままで聞いたパワーアンプの中で最高のものになった。
アンプの各ステージの電源を分離絶縁することがこんなに音をよくするとは信じられなかった。
DACがあれだけ改善されても、いまだ全く破綻していない。
音が良くなる理由は、基本は(4)と同じだろう。
(2) TDOのRSN2S抵抗は最高だ!ヘッドホンをパワーアンプに繋ぐときの分圧や、ホーンスピーカーのための分圧回路などに使ったところ、画期的な改善が見られた。高音質な抵抗としては、DALEのNS2Bなどが有名だけれども、それをはるかにしのぐ音を聞かせてくれた。全く他を寄せ付けない。

いずれ我が家の真空管アンプの抵抗をすべてこれにする予定。どんな音になるか楽しみだ。
秋葉原では、
ラジオデパート2Fの瀬田無線で1Wと2Wのほぼ全種類売っている。2Wで70円だから、高音質抵抗としてはかなり安い。
(3) ヘッドホン: AHD-7100 はすばらしいヘッドホンだけど、上手く鳴らすのはかなり難しい。低インピーダンス型のヘッドホンなので、パワーアンプでのドライブは結構難しい。中高音の繊細さはピカイチだが、低音が暴れやすい。ケーブルがコネクター接続なので、小型スピーカー用のケーブルにリケーブルし、分圧抵抗をTDOのRSN2S抵抗に変えてやっとそれなりに鳴る様になった。最終的にはDACを改善してやっと納得の素晴らしい音で鳴る様になった。
(4) DAC用完全分離絶縁方式電源 素晴らしいの一言。この方式の電源以外有り得ないと言っても良いと思う。
アンプやデジタル回路の各ステージの電源を完全分離絶縁するというのはあまり行なわれていないようだ。
小電力でステージ数が多い回路の場合、小さな絶縁された電源をあちこちに沢山付けるのが良いのだろう。そのためには、小型の低ノイズDCDCコンバーターが必要だな。


良くなる理由は、”下図の問題点が無くなるから” で正しいと思う。 アンプやDACのグランドをいかにキレイにするかが、回路自体よりはるかに影響が大きい事を実感した。


これのお陰で、我が家の2WAYホーンスピーカから、すばらしくしっとりした音が出るようになった。感激!
下図の様な音の引っ掛かりが無くなる感じ。

- 2014/11/01(土) 22:30:34|
- システム解説
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