S?UK3の4連仮想同軸完成! うーん、自分で言うのもなんだが、素晴らしく良い音になった。ステージの広がり(臨場感)、音のダイナミックさ、背景の音の静寂さ、ボーカルのフォーカスの良さなど言う事なし。スコーカーばかりでなくツイーターも4連にする事で抜群によくなった。スピーカー4個の置き方も色々やってみたが、この置き方が一番良かった。置き方で音が激変する。やはり仮想同軸的な置き方が良いんですね。
もともとS?UK3はヨーロッパ調のきれいな音だったけど、1個では空気の空振り感があり、上手く音を伝えきれていなかった。4連仮想同軸にすることで振動版の振動がもれなく空気に伝わってる感じ。そういう意味では私の好きなホーンの音に近い。ホーンより良くなったのはウーハーとのクロスを200Hzまで下げられる事と、ソフトドームでありながらきれいで且つダイナミックな高音が得られた事。
ギターやピアノの形が見えるような感じの音だ。ピアノのペダルを踏む音や色々な背景の音が聞こえる。弦の音も艶やかで最高! 且つ1個ではまったく出なかったドラムのアタック音やサックスの破裂音がきれいに出ている。シンバルも気持ちよい。
結局、クロス周波数は、200Hzと5KHzになった。スコーカーに5KHzまで出させた方が音がきれいだった。試しに38cmウーハーを止めてみたが、S?UK3の4連だけでも低音の量感は十分だったが、歯切れのよさでは38cmウーハーの勝ちであり、S?UK3に200Hz以下を出させると音が濁る。こういう実験がすぐ出来るのはマルチシステムならではですね。
最初はどうなる事かと思ったが、やはりスコーカー(中低音)が命だという事が実証できたし、多数のフルレンジユニットをスコーカーに使う事で全体として今まで使っていたホーンシステムをはるかに越える音の良さを得る事が出来た。
また、今回買い集めたS?UK3は4セットで3万円程度。3セットはオークションで、最後の1セットをハードオフで買ったのでそれは少し高くついたが、それでもトータルではすごくコストパフォーマンスの良い買い物だ。売り払ったホーンとドライバの半額くらいの出費。
これでスピーカー改良もまた一段落ですね。
- 2010/11/17(水) 23:39:10|
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