(1) | 人間の耳は電圧軸方向の変化(歪み)は感じ難いが、時間軸方向の不規則な変化(ジッター)は感じ易い |
(2) | アナログアンプの音質の悪化の要因の多くが、電源ノイズを原因とする時間的に不規則な波形の揺らぎ(ジッター)である |
(A) | 歪率が0.001%と言うようなトランジスタアンプの音より、数パーセントの真空管アンプの音の方が良く感じる。 |
(B) | ムラード型の真空管アンプのドライバ段は、正負のアンプのゲインが適当でも音に違和感は無い。 |
(C) | デジタル回路であれ、アナログ回路であれ、質の悪い音は酷似している |
(D) | アナログアンプの音質悪化の要因の多くが電源の質の悪さであり、整流ノイズを減らしたり、グランドの引き回しを工夫したり、各段の電源を分離絶縁することで大きく改善することが出来る。(要するにアンプ回路そのものの質の悪さではなく、電源回路のノイズが原因だ) |
(E) | 各種の電源ノイズを減らす事で音を改善出来るが、波形の電圧軸の変化のみでそれを人間の耳が聞き取れるとは思えない |
(F) | 音として入ってくるノイズ(テープやミキサーのヒスノイズなど)は有っても気にならない。 電源回路のノイズによる音質悪化とは別物の様だ。 |
Author:cocoパパ
30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。
また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。
つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。