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Pure Digital Audio

デジタルオーディオ、ホーンスピーカー、真空管アンプによるピュアオーディオシステム

MC368BSEはなぜ音が良い?

全然関係ないが、真空管オーディオフェアをやっているので明日見に行ってみよう。

しばらくエージングしてみたが、やはりEL34PPアンプやA3700より、MC368BSE(改)の方が音の広がり、空気感が優れている。音のキレイさや楽器のリアル感などはほぼ同じなのだが、音の深みに関わる部分が違う。不思議だ。(EL34PPアンプとA3700ほほぼ同等の音になった)

なんでMC368BSE(改)がそんなに音が良いのだろうか?それを解明しないと先に進めないね。

MC368BSE(改)の回路図を見ても特に優れた部分は感じないし、むしろ貧弱な感じすらする。チョークトランスもないし、ファストリカバリーダイオードでもなく、DC点火でもない。回路もシンプルそのもの。トランスだって日本製と同等では有ってもそれ以上とは思えないし。。。

差が有るとすれば、フィルムコンがMKPタイプ(メタライズドポリプロピレン)で比較的大容量(0.47μF)なのと、電源の電解コンデンサにフィルムコンが抱かせて有るくらいか?うーん、この差か?

それともKT90が優秀なのか?そうは思えないなー。。。

MingDa のアンプは実に真面目に造ってあると思う。

mc368-bse-back.jpg
  1. 2013/10/13(日) 22:28:19|
  2. 真空管アンプ
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真空管アンプの改造開始

A-3700は改造するのがもったいなくなってしまったので、心置きなく改造できる自作アンプを入手。
(とりあえず今はどんどん売ったり買ったりして、いろいろな音を聞いてみたいと言うのが本当かも)

出力トランスは、最大級のTANGOのFW-100 、電源トランスとチョークもタンゴ、抵抗はDALEのRN-65D、EL34のムラード型プッシュプルと主要部品は最高級の部類。製作者の方はなかなかセンスが良く、部品配置が合理的で改造に好適だ。

だが、不思議と音はいまイチだった。おとなしめの音で明瞭度が悪く、音の立体感、奥行き感がダメ。なにか理由があるはずだ。

そこで何を交換すべきか考えたが、主要部品と抵抗は良い物だと思われるので、まずは結合コンデンサを交換する事にした。ERO製の1813を海神無線オススメのASCのX363に交換。

半信半疑だったが、見事にバランスの良いきれいな音に変身。真空管アンプは実に楽しい。

だがMC368BSEと比べるとまだ劣っている。奥行き感が少し弱い。もっと改善点があるはずだ。

理由はまだ判らないが、考えられるのは、

  エージングで良くなるかも?
  結合コンデンサのもっと良いものを探すべき?
  自己バイアス式が良くない?
  ラグ板を使っているので配線が長い?
  前段の真空管選定?

くらいかな?とりあえず1日くらいはエージングだな。
シャーシの内部の放熱が悪いので、穴を開けなくちゃ。。。





  1. 2013/10/11(金) 23:59:13|
  2. 真空管アンプ
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真空管アンプ vs PCオーディオ(デジタルオーディオ) その対策

トランジスタアンプと較べた真空管アンプの優位性は明らかになったと思うが、実際にPCオーディオ(デジタルオーディオ)と組み合わせると少し音質悪化を起こす場合があり、それの対策を入れる必要がある。PCオーディオ(デジタルオーディオ)の容量負荷とコモンモードノイズの相乗効果で、真空管アンプが音質悪化を起こす事がある。あまり世間では問題にされていないようだが不思議だ。かなり頻繁に起きる問題と思うが、対策は判明している。

理論的ではないが、私の印象では、真空管アンプはインピーダンスが高い(内部で流れる電流値が低い)分、入力の容量負荷とコモンモードノイズに弱く、グランドの安定感が弱い様に思う。総じてトランジスタアンプの方が安定感が有る様に感じる。それへの対策が必要だ。

ところで、今時点で我が家で一番強力なアンプは、MingDaのMC368BSE。中低音域用に使っている。

中国製のアンプだが、Yaqinなどとは段違いのクオリティーで、部品も良いもので、全て手配線なので改造も容易。実に力強く雄大でかつ繊細な音を聞かせてくれる。トランスがまず素晴らしい。KT90という真空管もKT88などより繊細だ。色んな日本製アンプと比べても、プッシュプルアンプでは今のところ一番だ。これも対策前は少し問題があったが、ノイズ対策を入れてよりクリーンな音になった。

mc368-bse.jpg
  1. 2013/10/08(火) 23:12:42|
  2. 真空管アンプ
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何で真空管アンプの方が音が滑らかなのかが腑に落ちた

今日、A3700のダイオードをファストリカバリーに変えてみた。凄い変化だ。音楽の背景がとても静かになり、漆黒の闇で音が鳴っている感じ。今までは薄明かりの中で聞いていたのだということが分かった。真空管アンプの可能性は凄いと思った。(DACなどにショットキーバリアダイオードを使ってもみたが、正直あまり効果を感じなかった。電源ノイズより他のノイズが大きいから効果が少ないんでしょう。)

以前から真空管アンプの方がトランジスタアンプより音の表面が滑らかだと感じていて、それが何でなのか分からなかったんだけれども、やっと腑に落ちた。

真空管アンプは最終段がトランスで電圧比で約20分の1に落としている。(インピーダンス比で3.5KΩ:8Ω程度)と言うことはここでグランドノイズやら電源ノイズやらも20分の1に落とされる。

しかも、回路で消費する電流値がやはり20分の1程度だ。出力数十ワットのビーム管プッシュプルパワーアンプの最終段のプレート電流は40mA程度だ。4本合わせても200mA以下。ノイズは流れる電流に比例するから当然発生するノイズも低い。

と言うことは、真空管アンプのノイズはトランジスタアンプの動的ノイズの

    20 x 20 分の1

と言えるのではないか? ちょっと乱暴ではあるが、とにかく動的ノイズレベルが低いのは間違いないだろう。耳で聞いた印象ともピッタリ一致する。

真空管アンプの音に対するデメリット(真空管素子が広帯域ではない、トランスが必要など)もあるとは思うが、トランスは良いものを選べば問題ないし、それを補って余りある数字だと思う。

その昔、低インピーダンスのスピーカーを駆動する事が難しく、仕方なく考え出されたトランスによる結合方式が高音質オーディオにとって素晴らしいプレゼントになっていたとは。

a3700-2.jpg
  1. 2013/10/07(月) 00:29:16|
  2. 真空管アンプ
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回路図書き始めた

フルバランスパワーアンプの回路図を描き始めた。

回路図CADの勉強も兼ねてスタート。回路的にはこれでOKと思うが、電源含め回路定数やゲイン配分を考えなくては。シンプルでストレートな回路を目指して。NFBが逆かな?

  回路図エディタBSch3V

CADはとりあえずの選択だけど、P板.com でもデータ受け付けできるフリーの回路図CADで真空管のライブラリもあるものを選んだ。割と直感的かな。。。使ってみたがまあまあ入力しやすく、回路図からのライブラリの変更も簡単だったし、3時間くらいで描けたからまあまあ良いかな??これがベストかどうかはまったく不明。

balance_circuit.gif


  1. 2013/10/06(日) 17:11:08|
  2. 真空管アンプ
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パワーアンプをあれこれ改造中

真空管アンプをあれこれいじくって改造してみた。この2台は真空管はまったく違うが、回路構成はほとんど一緒。ビーム管の3極管結合で、ムラード型の3段構成の回路。初段が2パラなのも一緒。

幾つか改造を施して、2台とも今までで一番の音を出している。ヘッドホンでも惚れ惚れと聞き入ってしまう。

最初はかなり個性の違う2台だったが、今はほぼ同じ傾向の音になった。MC368の方が少し雄大さで勝っているかな。真空管自体の差(6550 vs KT90)はほとんど感じない。

A3700は30年以上前のアンプなのに、基本設計がしっかりしているので、ちょっと改良するといまでも音が通用するし、デザインも惚れ惚れするなー。いかにオーディオが進歩していないかがわかる。

真空管アンプ改善のコツが分かってきた。次に目指すべき音の方向性も見えてきた。

a3700-3.jpg

mc368-bse.jpg


  1. 2013/10/05(土) 22:35:06|
  2. アンプ
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真空管アンプの内部構造: ラグ板問題

真空管アンプの内部構造を勉強しているんだけど、もうちょっとシステマティックに出来ないものだろうかね?OPアンプと違って真空管を変えると抵抗なども変えなくてはいけない場合が多いのに、CRが真空管ソケットに直付けされている場合が多い。CRは交換しないもんだと言う前提なんでしょうが、あまりにも原始的な感じがしてしまう。。。

この写真はまだ良いほうで、ラグ板を使ってCRをマウントしているので、これならまだCRの交換をしてみようかと言う気にもなる。高電圧だからコネクタで繋ぐのも気がひけるし、なんか良い方法は無いものだろうか?とりあえず、配線がしやすくて、部品交換がしやすく、シャーシに固定しやすいラグ板があれば良いんだけど、探しても無いのよね。。。

写真の様なラグ板を使わなければいけないと思うと気力がうせる。。。このラグ板問題が解決しないと、どうもアンプを製作しようという気が起きないなー。。。

回路も部品も、良い音にする壷もほとんど判って来たんだけどねー。。。

rug.jpg
  1. 2013/10/04(金) 23:44:51|
  2. 真空管アンプ
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真空管アンプ vs トランジスタアンプ

トランジスタアンプを何十種類も聞いたけれど、どのアンプの音も音の表面がささくれ立ったような印象がぬぐえなかった。音のダイナミックさや空気感、楽器の立体感などはトランジスタでも真空管でも良いアンプを選べば得ることは出来た。だが音の表面の滑らかさは真空管でしか得られないように思う。

この差はどこから来るのだろう?

それと、真空管アンプは部品点数が圧倒的に少なくて、良い音を得るには回路設計技術というよりは、適材適所の良い部品をいかに選ぶかにかかっているように思う。それが私の好みにピッタリだ。回路設計技術に溺れた複雑な設計のアンプから心にしみる良い音を聞いた事が無い。

真空管アンプは音が柔らかいとか優しいとかいう評価もあるようだが、それは設計の悪い真空管アンプがボーっとした音だからだ。きちんとした設計ときちんとした部品選びをすれば、トランジスタアンプ以上に素晴らしくダイナミックで分解能が高く、空気感の表現が素晴らしいアンプになる。

今の目標は、差動の真空管パワーアンプの音を追求してパワー駆動部を完成させ、DACチップと結合して信号のパスが最もシンプルなデジタルオーディオシステムを作り上げること。今はそれのための実験中。

full_music_300b.jpg


  1. 2013/10/04(金) 00:51:09|
  2. 真空管アンプ
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真空管アンプの音の改善

A3700の部品を色々交換して音の変化を楽しんでいる。

真空管、トランス、コンデンサー、抵抗など色々試すべき部品があって楽しい。
今日は1箇所の小容量ケミコンにPPSDコンを抱かせると素晴らしく音が良くなることが判った。高音のキレイさがまるで別物。300Bのアンプとは少し個性は違うが、甲乙付けがたい高音のきれいさになった。

この調子でプッシュプルアンプを極限まで改善してみよう。ここで得たノウハウをDAC用の真空管バッファに活かす。

真空管やトランスや回路方式は問題なさそうなので、まずは電源用の高耐圧ファストリカバリダイオードを発注した。1500V3A。

究極の低ノイズ整流素子:整流管もやってみるか?? R-COREトランスも試したい。。。
システマティックに部品交換を楽しめるようなメカ構造を作れないものか。。。

a3700-2.jpg
  1. 2013/10/03(木) 00:27:13|
  2. 真空管アンプ
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FN1242基板+真空管バッファ+ライントランス

真空管バッファが来たので、FN1242基板と繋いでテスト開始。
ライントランス直結のときと比べるといろいろな音が聞こえるようになった。やはりDACチップに重い負荷を駆動させるのはよろしくないと言うことは分かった。

まだ真空管バッファにも改善の余地があるようだ。今後のお楽しみ。

FN1242-7.jpg
  1. 2013/10/02(水) 00:25:03|
  2. DAC
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プロフィール

cocoパパ

Author:cocoパパ
 30年前の本当に楽しかったオーディオを取り戻しませんか?自分でいろいろなことをやってみて、どんどん良い音を探していた楽しいオーディオを。最近は色々な技術がメーカーのノウハウになってしまって、ちっともオーディオがたのしくありません。自分で作り上げられる楽しいオーディオを取り戻しましょう。


また、
オーディオは総合技術・芸術だと思っています。スピーカー、アンプ、音源(PCやD/Aコンバータ)、電源、部屋、音楽など全てがうまく整って初めて良い音で鳴るようになります。一朝一夕に実現出来ることではありません。


つまりオーディオほどハードルの高い趣味は無いと思います。車と違い、いくらお金を出しても買ったとたんに良い音がでることはまずありません。いかに使いこなすかは買った人ががんばるしかありません。そんな事に役に立つノウハウを書いていけたらと思っています。
  
ここでは、私が知ったいろいろなノウハウを公開したいと思っています。

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